泌尿器科

尿路・性器感染症，尿路結石，排尿障害，尿路性器腫瘍，小児泌尿器疾患など、ほぼ全領域の疾患に対する診療を行っています。

尿路・性器疾患

膀胱炎をはじめとする尿路感染症。腎、尿管結石、膀胱結石といった尿路結石の治療を行っています。
特に、尿路結石においてはレーザーを用いた内視鏡的砕石治療を行っています。

排尿障害

本来の排尿とは終わった後に爽快感を感じるものです。これが損なわれると男女を問わず尿の出にくさや頻尿、尿漏れ等で日常生活に支障をきたします。
このような排尿障害に対しては現在いろいろな治療法があり、年齢に関係なく気持ちの良い排尿状態を獲得することが可能となってきています。 また時には重篤な病気が隠れていることもあります。当院では、前立腺肥大症・過活動膀胱・尿失禁・神経因性膀胱など、あらゆる排尿障害に対応した適切な診断、治療をおこなっております。

尿路・性器腫瘍

当院では膀胱癌や腎癌、前立腺癌等、尿路、男性生殖器における全ての腫瘍性疾患に対する診断、治療を行っています。
近年は、検診でのPSA検査の普及から特に前立腺癌の増加が著しくなっていますが、その他の泌尿器癌の場合は血尿が唯一の症状であることが多く、無症状の場合も少なくありません。 たとえ癌であっても早期発見ができれば治癒が期待できます。
少しでもおかしいと思ったら、あるいは検診等で異常を指摘された場合は受診をお薦めします。
生命予後に支障を与えないような癌に対する無治療経過観察から進行癌に対する手術療法、さらには化学療法といった、ほぼ全ての腫瘍性疾患の治療に対応しています。 特に、腎臓・尿管の手術は、体への侵襲が少なく、術後の疼痛が軽く、回復が早い、腹腔鏡を用いて行っています。
放射線治療など、他施設での治療を希望される場合でもスムーズな対応が可能です。

小児泌尿器科

夜尿症（おねしょ）の薬物療法・排尿習慣指導を行っています。
陰嚢水腫、停留精巣、真性包茎、先天性水腎症、膀胱尿管逆流症（VUR）といった一般的な小児泌尿器科疾患全般の手術治療を行っています。

慢性腎臓病外来・腎炎/ネフローゼ外来

糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、二次性糸球体疾患などの治療を行っています。
宮崎大学医学部付属病院第一内科の腎臓グループと連携し、治療に当たります。
必要な場合は宮崎大学医学部付属病院第一内科にて腎生検や入院加療を行い、その後の治療を当院にて行います。

腎移植外来

３０数名の腎移植を受けられた患者さんを、移植実施施設と連携しながら管理しています。全身状態の観察、血液検査、尿検査などを行い、移植された腎臓の機能に異常がないか、合併症を発症していないかをチエックし、必要があれば、拒絶反応を防止する免疫抑制剤の投与量や他の薬剤を調整し、生活指導を行います。
また、移植腎に異常を認めた場合には、移植実施施設に紹介して、適切な治療方針を決定します。
なお、腎移植を希望される患者さんの相談を受け付けています。
腎移植の方法、合併症、治療成績などについて説明し、適当な移植施設を紹介しています。

PD外来（腹膜透析外来）

ご自宅や施設で腹膜透析治療を受けられている患者さんの、定期的な血液検査、画像検査等を行い適正な腎臓機能の代替が行われているかチェックしています。その上で、個々の患者さんに合った透析液、薬剤の処方を行っています。
また、カテーテル挿入部の観察や問診等により、合併症が起こらないように管理しています。